SSL » 運用

ID #1305

SSL の設定をしたのですが、バーチャルドメインにて使用しているその他ドメインでも https:// で参照したときに設定したページが参照されます

https://~ でのアクセスにおきましても、443 ポートを使用した
アクセスとなり、専用の仮想サーバが必須となります。

弊社にてご案内している方式は、ネームバーチャル方式となり、
ご利用サーバでのIPアドレスでは、443 にて待ち受けしている
仮想サーバが 設定した SSL のドメインのみしか無いため、対象IPアドレスにて
運用されているその他ドメインは、合致する仮想サーバがなく、
設定した SSL のドメイン でのコンテンツを表示しております。

また、バーチャルドメインに対して SSL の設定を有効としましても、
SSL サーバ証明書がサーバに設定されておりませんので、
https://~ にてアクセスしましても、警告が発生いたします。


警告が発生しても構わないような場合には、対応も可能となりますが、
そのような運用は推奨されず、企業証明などの意図を反する内容となりますので、
ご利用は、十分にご注意ください。

お客様 webmin に接続、ログインしまして、
[ その他 ] → [ ファイルマネージャ ] と進み、
左側より etc → httpd → conf.d と進み、右側より ssl.conf を
クリックしまして、上部アイコンより [ Edit ] をクリックいたします。

別ウインドが開きますので、82~84行目付近に下記の1行を追記しまして、
[ 保存 ] いたします。

NameVirtualHost ご利用サーバのIPアドレス:443


下記のような内容に変更いたします。

SSLCryptoDevice builtin
#SSLCryptoDevice ubsec

NameVirtualHost ご利用サーバのIPアドレス:443

##
## SSL Virtual Host Context
##


次に、お客様 Webmin に接続、ログインしまして、
[ サーバ ] → [ Apache Webserver ] と進みまして最下行の
新しい仮想サーバの作成 欄にて下記情報を入力しまして、[ 作成 ] を
クリックいたします。

< アドレスへの接続を取り扱う >
●特定のアドレス.. へとチェックを入れまして、
テキスト欄にお客様ご契約サーバのIPアドレスを入力いたします。

< ポート >
●テキスト欄にチェックを入れまして、テキスト欄には、443 と入力します。

< ドキュメントルート >
対象ドメインを80番ポートにてご利用されている
ディレクトリをご入力ください。

< サーバ名 >
●テキスト欄にチェックを入れまして、テキスト欄には、
SSL を設定する仮想サーバの名前を入力します。

< ファイルに仮想サーバを追加する >
●選択したファイル.. にチェックを入れまして、テキスト欄に
/etc/httpd/conf.d/ssl.conf と入力いたします。

< ディレクティブのコピー元 >
どこにもない を選択いたします。

最後に画面上段アイコンより [ 変更を適用 ] をクリックしまして、
作業完了となります。

最終更新: 2008-04-15 12:12
作成者: IXENT テクニカルサポート
改定: 1.0

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