Appleの標準ブラウザ「Safari」におけるSSLサーバ証明書の有効期間の制限について

Apple社は、サポートページで2020年9月1日以降に発行(再発行も含む)したSSLサーバー証明書で、
有効期間が398日を超えるものは信頼しないと発表しています。

Apple Supportページ:https://support.apple.com/en-us/HT211025

Appleの発表では、対象はあくまでもSafariやApple用アプリとなり、
それ以外(Google Chrome、Internet Explorer(IE)、Microsoft Edge)は、
2020年9月1日以降に発行されたSSLサーバ証明書で有効期間2年の証明書を
インストールしたWebサイトであっても運用に支障はございません。

なお、iPhoneの標準ブラウザは「Safari」となりますので、
スマートフォンからのアクセスも想定されている場合には、この制限に準拠する必要がございます。
iPhoneを含むスマートフォン対象のコンテンツを運用される場合には十分にご注意ください。

2020年9月1日以前に発行された証明書については、2年間の期限であっても
全て対象外となりますが、キャリア側で9月1日以降(キャリアにより8月中旬まで)
2年更新の証明書発行は受付終了となりますので、予めご了承ください。

弊社にて「おまかせSSLサービス」をご利用中のお客様につきましては、
9月更新分については、8月中旬までにお手続きを完了する為影響はございませんが、
10月更新のお客様よりSafariの仕様変更の対象となりますので、
iPhoneを含むスマートフォン対象のコンテンツを運用されている場合には
1年更新にてご依頼ください。

ご不明な点等ございましたら、SSLサポートまでお気軽にお問合せください。

SSLサポートメール:info@ssl.ixent.ne.jp
電 話:03-5812-3246(営業時間内対応)